1. 赤ちゃんは〝いつも同じ〟が安心
また、心理学の研究によれば、ルーティンを取り入れることで赤ちゃんの寝つきが良くなり、夜間に目覚める回数が減少することが報告されています。具体的には、7か月から36か月の乳幼児を対象に行った実験で、ルーティンを実践したグループの赤ちゃんたちの方が寝つきやすく、夜間の覚醒も少なかったのです。
ルーティンを取り入れる際に大切なポイントとしては、毎日同じ時間に同じ行動を繰り返すことが挙げられます。この一貫性が赤ちゃんに安心感を与えます。加えて、寝る1時間ほど前からは明るい照明を避け、リラックスした環境を整えることも大切です。
ルーティンの例としては、絵本の読み聞かせも効果的です。先に約束した冊数を守り、それ以上は読まないというルールを設けることで、子どもも納得しやすくなります。そのほか、歯みがきやスリーパーを着るなど、家庭それぞれの習慣に合わせて工夫をしてみてください。
最も重要なのは、親も子もリラックスしてルーティンを楽しむことです。焦らず、おおらかな気持ちで取り組むことで、寝かしつけの時間が楽しいひとときになります。
2. ルーティンの基本的な流れとポイント
まず、毎晩のお風呂の時間を一定に保つことが大切です。お風呂に入ることで体温が上がり、その体温が下がるときに自然と眠気が訪れます。そのため、寝る直前ではなく、お風呂は寝る1時間ほど前に入れることをお勧めします。
次に、夜のリラックスタイムを過ごすためにテレビの視聴を控えることも効果的です。明るい光がメラトニンの分泌を抑制するためです。メラトニンは眠気を引き起こすホルモンであり、これがしっかりと分泌されるようにするためには、寝る前の1時間はできるだけ静かな環境を整えることが重要です。
寝かしつけ前の絵本の読み聞かせもルーティンの一つとして、とても効果があります。ただし、絵本を読む回数を子どもと事前に決めておきましょう。例えば、2冊なら2冊、3冊なら3冊と決め、それ以上は読まないという一貫した対応が求められます。これにより、子どもも次の行動を予測しやすくなり、安心感が生まれます。
また、ルーティンは家庭ごとにカスタマイズ可能です。例えば、歯磨きやスリーパーを着るといった行動を取り入れることで、その家庭ならではの流れを作ることができます。大切なのは、両親が一貫した対応を続けることです。親がブレると子どもも混乱しやすいため、ルーティンを成功させるためには親の協力が欠かせません。
時間に追われず、リラックスした気持ちでルーティンを行うことも忘れずに。急いで行うと逆に赤ちゃんがストレスを感じてしまうことがあります。リラックスして行うことで、赤ちゃんも安心して眠りにつくことができます。ルーティンが定着すれば、夜泣きや寝ぐずりも減り、親子ともに快適な夜を過ごせるでしょう。
実際のルーティン事例
また、ルーティンを行う際に活用できるアイテムとして、ご褒美シールがあります。例えば、歯磨きを終えたらシールを貼る、パジャマに着替えたらシールを貼るといった形で、子どもが楽しみながら夜のルーティンを進めることができます。ご褒美シールを使うことで、毎日の習慣が定着しやすくなり、子ども自身も達成感を感じることができます。
ルーティンを作る際には、子どもが安心して過ごせるように工夫を凝らすことが大切です。例えば、ママと一緒にイラストを描いたり、シールを選んだりすることも、子どもにとって楽しい経験となります。その結果、夜の寝かしつけがスムーズになり、ママも子どももリラックスして質の良い睡眠を得ることができるようになります。
4. ルーティンの効果を実証する研究結果
この研究では、7〜36カ月の乳幼児を2つのグループに分け、一つのグループにルーティンを実践させ、もう一つのグループには通常の寝かしつけを行いました。
その結果、ルーティンを実施したグループの子どもたちは、寝つきが早くなり、夜間の覚醒が減少することが確認されました。
また、親のストレスも軽減されると報告されています。
この結果は、ルーティンが赤ちゃんの睡眠の質を向上させるだけでなく、親にとっても有益であることを示しています。
親が一貫してルーティンを守ることで、赤ちゃんは次に何が来るかを予測でき、安心感を持って眠りにつくことができるのです。
ルーティンを取り入れることで、赤ちゃんはより良い眠りを得られ、結果的に夜泣きも減少します。
これは特に多忙な現代社会において、親にとっても大きな助けとなるでしょう。