1. 保育園への道のりと朝の戦い
まず、朝の準備です。3人分の洋服を着替えさせるだけでも、大変な労力が必要です。特に、子どもたちがぐずり始めると、さらに時間がかかります。ようやく洋服を着替えさせ、靴を履かせ、出かけようとすると、再びぐずり出したり、トイレに行きたがることも少なくありません。
ようやく家を出た後も、問題は解決しません。保育園への道のりは真っ直ぐであっても、子どもたちはなかなか真っ直ぐ歩いてくれません。一歩前に進んでは何かに興味を持ち、また立ち止まり。片道15分の道のりが1時間もかかることもあります。このような状況に対して、くわばたさんは「とにかくイエスマンになる」と述べています。子どものわがままに付き合うことで、少しでもスムーズに進むように工夫しているのです。
夫が平日遅くまで仕事をしているため、くわばたさんはほぼワンオペ育児を余儀なくされていました。週末には夫が家事や育児を手伝ってくれるものの、平日はすべて一人でこなさなければならない状況でした。このような状況で、くわばたさんは日々の育児の中で多くの教訓を得てきました。
育児における大変さやストレスは計り知れませんが、その中でも親としての成長や絆が深まる瞬間も多くあります。くわばたりえさんの体験から学ぶことで、多くの親たちが自身の育児に役立てることができるかもしれません。
2. ワンオペ育児の現実
特に興味深いエピソードとして、夫が夜中に全く起きないという状況があります。赤ちゃんが夜中に泣いても全く反応せず、目覚まし時計の小さな音には敏感に反応する夫の姿に対して、くわばたさんは不思議に思うことが多かったそうです。このエピソードからも、ワンオペ育児の孤独さや大変さが伝わってきます。
また、彼女は3人の子供を一度に保育園に連れて行くという挑戦に直面しました。洋服を着替えさせ、靴を履かせ、やっと玄関を出たと思ったら、子供たちがぐずり始めることもあり、思うように事が進まないことが日常茶飯事だったといいます。片道15分の保育園への道のりが、子供たちのわがままや途中でのトラブルで1時間以上かかることもあったそうです。
こうした日々の小さなエピソードからも、ワンオペ育児の大変さが伺えます。しかし、くわばたさんはその中で「イエスマン」になることを選びました。つまり、子供たちに「ダメ」と言わず、全てを受け入れることでスムーズに進むことが多かったといいます。
ワンオペ育児は、身体的だけでなく精神的にも大きな負担がかかるものです。それでも、子供たちの笑顔や成長を見守ることができる喜びもまた大きなものです。くわばたりえさんの体験から、ワンオペ育児に取り組む全ての親御さんにとって、少しでも共感や役立つ情報を得られる一助となれば幸いです。
3. くわばたりえの子育て教訓
子育てにおける夫との役割分担についても考えさせられます。特に平日のワンオペ育児の大変さは、くわばたさんの負担を大きくしました。夫が平日遅くまで仕事をしているため、家事や育児のほとんどを一人でこなさなければならなかったのです。それでも週末には夫が家事を手伝ってくれるものの、夜中に赤ちゃんが泣いても夫が全く起きないことには疑問を抱いていました。
これらの体験から、くわばたさんは夫婦間での役割分担がいかに重要であるかを痛感しました。子どもを育てるうえでのプレッシャーやストレスを軽減するためには、夫婦で協力し合うことが欠かせません。夫がどれだけ遅く帰ってきても、週末にはしっかりとサポートする姿勢を見せることが、家族全体のバランスを保つために大切だという教訓を、くわばたさんは身をもって体験しました。
また、子どもの泣き声に対する夫の対応も興味深いものがあります。夫が全く泣き声に気づかない一方で、目覚まし時計の微かな音には敏感に反応する点が挙げられます。これには、夫の睡眠パターンや生理的な要因が関係しているのかもしれませんが、いずれにせよ夫婦でのコミュニケーションが欠かせないと感じたそうです。
くわばたりえさんの体験は、現代のワンオペ育児において多くの親たちにとって参考になるものであり、家庭内での協力や柔軟な対応が求められる重要性を再認識させてくれます。
4. 夫との出会いと関係
初めて彼と出会った瞬間、くわばたりえさんは「ビビビ」と感じたと語ります。なぜなら、当時の彼は俳優の渡辺謙に似ていたからです。このエピソードを聞いた黒柳徹子さんも、顔が見たいと興味津々であったと言います。
その後、夫との関係は徐々に発展していきました。彼の温かさや優しさに触れるたびに、くわばたりえさんは彼に対する信頼と愛情を深めていったのです。二人の間にはいくつかの困難もありましたが、それを乗り越えることでお互いの絆はより強固なものとなりました。
結婚に至るまでの経緯もまた、感動的なものでした。夫はいつも彼女を支え、励まし続けてくれました。二人が結婚を決めるまでの過程は、まさに二人三脚であり、お互いを尊重し合う姿勢が常にありました。特に、夫が彼女の夢や目標を理解し、応援してくれたことは、くわばたりえさんにとって大きな支えでした。
こうして、くわばたりえさんと夫は結婚し、現在も幸せな家庭を築いています。彼らの出会いと関係は、多くの人々に勇気と希望を与えるものです。彼らの経験から学べることは、愛と信頼の大切さ、そして困難を乗り越える力です。